最後の碑は、土地区画整理事業の記念碑です。
表面には「蒼穹」の文字
記念碑裏面
裏面には村岡の略歴と土地区画整理組合のことが記されています。
こゝ村岡の地は一千余年前
鎮守府将軍相模守 村岡五郎
平良文の居城の地であり、当時
関東、東北の政治の中心で、
ありました。
其の後、鎌倉幕府の成立、
玉縄城開城で武家屋敷が多くあ
り、地名も山之内庄村岡郷から
村岡村となり、昭和十六年
藤沢市に合併しました。
戦後経済の一大発展に伴い
この気候風土の良い環境に
恵まれた田、畑、山林からなる
丘綾を整地して、湘南の新しい
理想郷にするため、関係者の
協議が進められ、昭和四十一年
三月、組合を発足して十年余の
歳月を費やし工事を完成しまし
たので、記念に碑を建てました
工事概要
総面積 六十一万三千平方米余
工 費 二十億余
昭和五十一年十二月
村岡東部土地区画整理組合
記念碑側面
石は語らず
蒼窮の丘
山なみ続く鎌倉の景
悠久の天地
幾星霜
江戸城に数百年
今 村岡城に座す
詩(うた) 広田三郎
山なみ続く鎌倉の景
悠久の天地
幾星霜
江戸城に数百年
今 村岡城に座す
詩(うた) 広田三郎
書 堀 天鶴
施工 林石材産業(株)