村岡は以前は「重なり合う岡のむれから成り立っている」場所でした。
昭和16年に鎌倉郡村岡村から藤沢市に編入された時の人口は2,600人余り、300戸で、
住民の多くは昔から続く農家だったそうです。
昭和30年代中頃から、神戸製鋼、武田薬品工業、山武ハネウエル(現アズビル)などの
大企業が村岡地区内に進出し、その頃から地区内のほぼ全域で区画整理事業、宅地造成が
行われ、急速に都市化しました。
現在は28,481名、11,272世帯(H25/8/1現在)となっています。
村岡地区内の区画整理事業
地区名 施工年度 施工面積(ha)
第一 S34~S40 45.84
河原 S39~S41 1.32
赤坂 S39~S41 2.86
赤坂 S39~S41 2.86
河原第二 S40~S42 3.28
坂下 S40~S42 3.07
御幣下 S42~S43 5.99
天嶽院下 S42~S47 6.93
鶴巻 S42~S49 13.14
村岡東部 S40~S51 61.32
渡内 S51~S57 10.58
弥勒寺 S55~S58 4.26
宮前 S46~S61 5.38
弥勒寺第二 S63~H 3 1.11
渡内北部 H 1~H10 4.92
渡内東 H17~H22 2.79
柄沢特定 S61~H25 49.61
村岡東二丁目 H23~H26 3.78
合計226.18ha
もともとほとんどが農家だったことから、いまだに農地や低未利用地が広がっています。
ですが、武田薬品湘南研究所開設、海辺に近いにもかかわらず比較的標高が高いために
津波災害のリスクが低いこと、農家の世帯交代が進んできたことなどから、宅地化がまた
活発になっています。
湘南村岡不動産株式会社