賃貸担当の種市です!
今回は、気に入った物件が見つかった後に行う「申込・審査」について解説します。
前回までのブログでご条件に近い物件が見つかった方は、いよいよご契約に向けて、
具体的な費用などを確認しつつ、借りたい!という意思表示(=申込)をすることになります。
最初の条件決めの際に予算をあらかじめ確認してくださっていると思いますので、
よっぽどのことが無ければ審査も問題ないはずですが、必要書類等も合わせて解説しますので、
一緒に確認していきましょう!
・はじめて賃貸物件を探す方
・審査を通過できるか不安な方
・必要な初期費用や書類をあらかじめ把握したい方
今回は以下の3ステップを解説します。
②「申込」=(借りたいという意思表示)を行う
③「審査」=(貸しても大丈夫か貸主側が検討する)を受ける
契約時にどのくらいのお金が必要なのか、あらかじめ把握しておかないと、このあとの審査も無事に通過し、いざ契約となった際に、お金が足りません・・・となってしまいます。
お部屋の契約金以外にも「引越代や家具家電の費用」もある程度必要になるはずですので、
しっかりと確認しましょう。
賃料、敷金、礼金、保険料、保証会社利用料、仲介手数料・・・など、
いろいろな項目に分かれているので、分からないものは営業担当に確認をして、納得してから申込に進みましょう。
詳しく話すと記事が一つできてしまうので、詳細は省きますが、管理会社や貸主が想定しているもの以外に、物件を紹介している不動産会社が独自に請求しているものが入っている場合があります。
特に、害虫駆除費・消毒代・消火器代・浄水器費用などが入っている場合は、要チェックです。
念のため、支払う必要があるものなのか確認してみてもよいと思います。
なんとなくの初期費用を把握されたい場合は、敷金・礼金が1か月分ずつかかる物件では、
賃料の5~6倍が初期費用の目安です。
(例えば賃料が6万円の場合、30~36万円くらいとなります。)
弊社の物件紹介ページでは、めやすの初期費用もご紹介しておりますので、ご確認ください。
この申し込みを行うと、物件の募集が一旦止まり、他の方に取られてしまうことがなくなります。
下記のような申込用紙に記入の上、必要書類を添付して管理会社へ送付します。
(※弊社で実際に使用している申込書です。)
契約者は誰なのか、どこに住んでいて、どのような職業・年収なのかということと、
誰が住むのか、緊急連絡先は誰なのか。といったことを記入します。
必要書類は、お客様の状況や管理会社によって様々ですが、
「契約者の顔写真付き身分証明証」
加えて、入居者の身分証明証、契約者の保険証や収入証明書を求められる場合もあります。
法人の場合は、商業登記簿謄本もです。
必要書類に関しては、お客様の状況によって異なりますので、都度ご確認ください。
必要書類が揃わないと、正式な申込とならず、物件の募集が止まらないこともあるので、
少なくとも身分証明証と保険証は持参いただくことをオススメします。
2.の申込の内容で、貸主が貸しても大丈夫か検討する「審査」が始まります。
「審査」は、
①貸主、②管理会社、③保証会社の3者で行われるのがほとんどです。
収入面、申込内容はもちろんですが、引っ越し理由や、お人柄なども大切な要素となります。
条件決めの際にご紹介したご予算を守っていただければ、大抵の場合、問題なく通過しますが、
最終的には貸主の判断となりますので、たまたまタイミングが悪かったなど、審査に落ちてしまうこともゼロではありません。
また、申込で提出した書類以外に追加で提出が求められる場合もありますので、都度ご提出ください。この審査はだいたい3~7日で結果が出ます。
注意点としては、
現住居が賃貸の方は、この審査結果が出てから、現住居の退去連絡をするようにしてください。
仮に審査に落ちてしまうと、住む場所がなくなってしまう!ということにもなりかねません。
審査に通過すると、契約可能となり、正式に物件の募集も止まります。
ドキドキ期間となりますが、審査結果をお待ちください。
審査に響く内容であっても、事前にご相談いただければ、なんとか方法をご提案できることもありますので、心配事はなんでもご相談ください。
結論から申し上げると、契約前であればキャンセル可能です。
ただ、申込のあとは、貸主様含め、色々と動いておりますので、基本的にはキャンセルはご遠慮いただけると助かります。
物件を取りあえず確保するために申込というよりは、上記のような流れで、ご納得いただいてから申込をしたほうが、入居後もトラブルが少ないと思いますので、ご留意頂ければと思います。
さて、無事に審査を通過された方は、いよいよ「契約」です。
詳しくは次回解説いたします。
毎週1回、賃貸をお探しの方にお役に立つブログを掲載します。