お部屋選びの際、大事なことのひとつに、「部屋の向き」があります。
日当たりは大事です。
不動産広告では、一般的に最大開口部(窓面積が大きい)の向きを指します。
多くの場合、リビングの窓の方向と一致します。
人気があるのは、「南向き」です。
ですが、私は窓が一方向しかない場合は、「南西向き」がイチオシです。
理由は、「南向き」よりも「日が長い」ということです。
真南だと、夕方には陽ざしが無くなりますが、西に向いていれば、陽が沈むまで明るさが部屋に入って来ます。
「西日」を嫌う方もいますが、冬などはやはり陽ざしはありがたいものです。
賃貸住宅も二重サッシのところが増えていますし、遮熱カーテンなどを上手に使えば、さほど苦にならないのではないかと思います。
もちろん、二方向、三方向に窓があるに越したことはありません。
メインの開口部は大きい方が良いと思いますが、その他はたとえ小さくても、お部屋の明るさが違います。
北側の窓も、陽ざしはなくとも、外の明るさが入って来ます。
とはいえ、すぐ近くに高い建物があったり、山があったりすれば、部屋の向きが良くても日陰の悪いお部屋になってしまいます。
グーグルマップのストリートビューで、周囲を確認すれば、おおよその見当はつくかと思いますが、やはり実際に現地で確認するのがイチバン。
当社は、全ての部屋を現地で確認しています。
毎週1回、賃貸をお探しの方にお役に立つブログを掲載します。