前回に続き、「津波ハザードマップ」の解説です。
前回シリーズ「土砂災害・洪水ハザードマップ」も合わせてご確認ください。
さて、前回同様藤沢市役所ホームページからハザードマップを取得します。
※村岡地区は津波災害警戒区域の指定がありません。
はじめての方は「広域版・情報版」がオススメです。上記のようなものを取得できるはずです。
今回も
江ノ島電鉄「江ノ島駅」周辺を拡大してみます。
相変わらず情報量が多いですね。
今回は緑のマーク達、避難場所について見ていきます。
右側(片瀬山付近)にある丸に駆け込むようなマークと、左下(湘南白百合学園付近)
にある家の中に駆け込むようなマークは、それぞれ「指定緊急避難所」と「指定避難所」と
呼ばれるもので、前回シリーズで解説しています。
津波ハザードマップでは、
波から逃げて、ビルに向かっているマーク「津波避難ビル(収容人数)」を見ていきます。
津波からの避難は、海から遠くかつ高いところに向かうのが基本ですが、避難が間に合わないことも
あると思います。そんなときに逃げるべきなのが、頑丈な高い建物である「津波避難ビル」です。
建物名とカッコ書きで「収容人数」が示されています。
津波からの避難はスピードが命です。
特にご老人・ベビーカーを押す必要がある方などの避難困難者が近くにいる方は、
あらかじめ避難方法などを想定しておいてください。
また、津波避難ビルには、バリアフリー化がされているか等の記載はありません。
事前の調査が大切になります。
次回からは、「地震ハザードマップ」を見ていきます。
参考
藤沢市役所HP:「津波ハザードマップ」
藤沢市役所HP:「津波災害警戒区域に指定されました」
日本気象協会HP:「知る防災」
藤沢市役所HP:「津波避難ビル」
藤沢市津波避難計画(25・26ページが参考になります。
その他古い情報ですので、ご参考までに)
神奈川県藤沢警察所HP:「津波に備えて」
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