今日は2年前に売却の相談をいただいた土地の決済でした。
もともとは、古い抵当権がついた土地。
家主がお亡くなりになってから、長い間放置されていましたが、その土地を引き継いだ方が6年前に売却を決断され、消滅時効を原因とした抵当権抹消登記手続訴訟、隣地との境界協議などを経て、売却できる条件が整ったのが、昨年の10月。
その間に、4度の相続と2度の分筆、隣地の交換、工作物の越境問題など、いろんなことのある土地でした。
当社も、分筆、越境問題解消の協議、境界確定、農地転用などをお手伝いさせていただきました。
昨年末には、お申込みいただいたお客様から、契約日当日にキャンセル。
紆余曲折を経て、何とか今日を迎えることができました。
売主が6名、識別情報は24通、売主様も本当に大変だったと思います。
今日は久しぶりにみんな集まったのだそうです。
最後の最後までバタバタしましたが、お客様のお役に立てたと思います。
私も心に残る取引になりました。