今日、NHKのクローズアップ現代+で、郵便局員による保険セールスの問題点が取り上げられていました。
元本割れする保険を、高齢者を狙い撃ちして、十分でない説明で契約させる、という内容です。
以前に私もご相談をいただきました。
「生命保険に入ると相続税の節税になる」と勧誘されて保険契約してしまった、というものでした。
確かには、相続税から、500万円×相続人数までは相続税控除されます。
しかしその方は、もっと多額の保険に、しかも4本も契約させられていました。
「相続税控除に上限がある」という説明がなく、無制限に相続対策になると思い込んでいました。
当社も保険代理業を兼業しています。
保険は、事故がなければそれが一番の幸せで、何かあったときに助けになる、という大切なものです。
だからこそ、誤解をしかねない表現で勧誘することは、現に慎むべきことだと思っています。
金融商品は、郵便局だから、大手だから、と鵜呑みにせず、本当に必要な保険かどうか、保障額、保険料が適切か、を自分で考える、または、信頼できる人に相談をすることが大事だと思います。