住宅ローンは、不動産を購入する際にとても重要な要素です。
ただでさえ、物件探しで頭がいっぱいなのに、そのうえローン選びなんて大変、と思われるかもしれません。
でも、購入した家と同様、長いお付き合いをしていかなければなりません。
他人任せ、不動産会社任せにせず、ご自身で納得のいく選択をすることが大切です。
住宅ローンを検討される場合、次のようなポイントに着目すると良いと思います。
①固定金利か変動金利か
- 固定金利のメリットは、毎月の支払額が一定で生活設計をしやすいことです。
- 変動金利は、現時点では金利が低いため、毎月の返済額が抑えられます。
ただし、将来金利が上昇し毎月の返済額が増える可能性があります。
②総支払額
- 住宅ローンは、利息以外にも、保証料や事務手数料(名称は金融機関により異なります)、契約印紙代、抵当権設定費用などがかかります。
- また、多くのローンで団体信用保険への加入が必要です。
- それらの費用を含めた総支払額をシミュレーションしましょう。
簡易シミュレーションが出来るサイトもあります。
③繰り上げ返済
- 生活に余裕があれば、積極的に繰り上げ返済を行うことで、総支払額を減らすことができます。
- 繰り上げ返済が簡単にできるかどうかも確認しましょう。
④団体信用生命保険
- 団体信用生命保険(団信)は、不良の事故や病気などがあった場合にその後の支払いが免除になるありがたい保険です。
- シンプルなものから、いろいろな疾病までカバーするものまでさまざまな商品がありますので、ご自身の状況にあったものを選びましょう。
私は、ローンを検討する際、次の金融機関にまず相談することをお勧めしています。
・お勤め先のメーンバンク
・給与振込口座の金融機関
・不動産会社が紹介する金融機関
・ネット銀行
最初から1つに絞るのではなく、複数の金融機関(可能なら3~5程度)にご相談いただき、その中から比較検討するのが良いと思います。
住宅ローンは、長期間にわたる契約です。
面倒かも知れませんが、他人任せにせず、ご自身で納得いくまで検討し、決定していただきたいと思います。
ご来店いただければ具体的なアドバイスをさせていただきます。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、日中はまだまだ暑い日が続いています。
中庭のテントが大活躍です。
物件選び、住宅ローン、各種手続きもサポートさせていただきます。