物件が気にいったら、実際に申込みをします。
申込みは、書面にて行います。
書式は不動産会社が用意してくれます。
①書式
下記は、当社が使っている書式です。
タイトルは「不動産購入申込書」となっていますが、「申込書」や「買付証明書」という名称のこともあります。
「不動産購入申込書」を提出することで、正式な申込みとなります。
②購入価格
住所・氏名欄を記入し後、購入価格を記載します。
募集金額のまま購入する場合には問題ありませんが、価格交渉を希望する場合は、その金額を記載します。
ここに金額で決まる、ということではなく、あくまで交渉のスタートラインです。
売主様と買主様のご意向をくみ、不動産会社が仲立ちをして、最終の価格を決めます。
③支払条件
手付金と最終の残金支払いの内訳を記載します。
これも購入価格と同様に、交渉の土台となるものです。
一般的には、100万円や購入価格の3~10%程度のことが多いようです。
④ローン利用
住宅ローンを利用する場合は、こちらに予定金額を記載します。
また、通常事前審査の結果の添付も求められます。
ですので、申込み時点で、事前審査を済ませておく必要があります。
⑤引渡し希望日
こちらも売主様、買主様のそれぞれの都合があり、実際には話し合って決めることになりますが、まずは、買主様の希望日を記載します。
⑥その他
特定の要件や希望がある場合は、こちらに記載します。
例えば、隣地の境界確認や問題解決の要望、設備等の無償譲渡などを希望する方もいます。
気になることがある場合は、こちらに記載しておくと良いと思います。
申込みは、通常先着順で行われます(稀に入札型式の場合もあります)。
大きな買い物ですので、じっくり考えて決断したい気持ちはよくわかります。
でも、魅力的な物件であれば、当然ほかの方も購入を検討しています。
決断したら、すぐ行動する、ということも必要になります。
順調に進むと数日以内に、次のステップ「売買契約」の準備に入ります。
物件選び、住宅ローン、各種手続きもサポートさせていただきます。