今日は藤沢市立の小中学校は終業式、明日から8月末まで夏休みとなります。
今朝、教育委員会から、おはようボランティアの礼状をいただきました。
一方で、学校で配られたのが、こちら。
藤沢市の給食課の女性職員が、子どもたちの給食費から、4年に亘り、6470万円を着服していたというもの。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160719-00010002-tvkv-l14
藤沢市のホームページには、いろいろと書いていますが、感じるところは他にもあります。
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/gyousei/press/kyushoku2016.html
藤沢市では、この1年でスポーツ施設の使用料やスポーツ少年団の登録料の着服、生活保護費の着服など、市職員の不正が続きました。
まだまだあるんじゃないでしょうか?
少なくとも、簡単に着服できる土壌があるのは間違いなさそうです。
業者からのキックバックも簡単にできてしまいそうです。
そんなふうに思われても仕方ないでしょうね。
藤沢市では、給食費として1ヶ月4,100円が徴収されています。
でも、おかずがシュウマイ2個だったり、ビックリするような貧弱なメニューのこともあるようです。
今回の藤沢市の発表では、今回の着服によって児童への影響はない、としていますが、そもそも給食費は子どもたちの給食のためだけに使われていたのでしょうか?
職員の飲食費など、目的外の用途に使われたりしていなかったのでしょうか?
藤沢市は、給食費の未納問題でも以前に大きな話題になりました。
先生方が一生懸命集めても、こんなふうに使われているとしたら、生活が厳しい中で支払った方も、集めた先生も救われません。
今回の穴埋めはどうするのでしょうか?
税金から補てんするのであれば、それはお門違いだと思います。
給食費は、不正をした職員個人に支払ったものではなく、父兄が、学校長に収めたものです。
そのことは、重く受け止めてもらいと思います。
今回の事件は、もっと早くに分かっていたと聞いていますが、なぜ夏休み前ギリギリまで発表しなかったのでしょうか。
なんにせよ、子どもたちの成長をサポートするための学校給食を、みんなで食い物にしていたことは本当に残念でなりません。
ちょっと今日は怒ってしまいました。メッ。