当社はひそかに「ITによる重要事項説明に係る社会実験」に参加する登録事業者、全国246社のうちの1社です。
不動産の取引は、宅地建物取引業法で、専任の宅地建物取引士が「対面」で重要事項説明を行うことと規定されています。
この社会実験は、「対面」をインターネットに置き換えることができないか、検討するという名目で行われています。
今までも海外からのお客様もいらっしゃったので、あったら便利だろうな、という思いで当社も登録しました。
で、スタートして半年で、全体で183件、当社は今のところゼロです。
理論上は、ネットで集客して、インターネットで重要事項説明できるので、お客様直接会うことなく契約できてしまいます。
ですが、仲介会社としては、お部屋の斡旋もさることながら、お客様が、ほかの入居者に迷惑をかけない方かどうか、お人柄も見させていただいています。
また、お部屋が犯罪に使われたりする可能性も有りますので、当社では、ネットや電話だけの入居申し込みはお断りしています。
ということで、当社の場合は、重要事項説明をネットで行うので、足を運ぶ必要がないということだけがメリットになります。
今まで、3組ほどIT重説の可能性があって提案させていただいたのですが、3組とも「やっぱり行きます」ということになり、実現していません。
お部屋のことがやっぱり気になるんですよね。
きっと私もそうします。
でも、いつかやってみたいなぁとは思います。
「ITによる重要事項説明に係る社会実験」については →→→ こちら
「登録事業者246社」 →→→ こちら
当社は事業者番号198