三男が、村岡小学校から「むらおか」という本を借りてきました。
今、小学校の歴史調べをしていて、先生が特別に貸してくれたのだそう。
昭和48年の発刊です。
発刊の辞に「村岡小学校創立百年を記念するために、何をしたらよいかと、お母さんたちがいろいろ考えて、一農村から急速に都市化していき、昨日までの田や山がいつの間にか消えて住宅地に変わっていくさまを目のあたりに見て、子供たちにも親たちにも、自分たちの住むこの村岡をよく知ってもらいたいと、児童向読本「むらおか」の発刊を思いたちました。」とあります。
そして、「村岡公民館の協力で郷土史講座を開催して勉強し、資料集めに東奔西走し、学区内各地域の古老の話をきき、資料の整理、現行の分担、頻回にわたる編集会議と推敲、校正」を行い、1人の先生と13人のお母さん方で作り上げたのだそうです。
「むらおかのあゆみ」「学校のあゆみ」「むらおかのくらし」が良くまとめられています。
これを当時のお母さん方が使ったということに感動しました。
何人かは存じ上げている方です。
それを抜きにしても、素晴らしい郷土史本で、地域の財産だと思います。
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